お知らせ

【香川の方へ】うどん県 泊まって癒され再発見キャンペーン

この度、香川県観光協会主催で『うどん県 泊まって癒され再発見キャンペーン』と題し、香川県民の皆さまが対象期間内に県内で宿泊されると、宿泊料を補助してくれる助成金がございます。

真里は7月3日(金)より、営業再開させていただきますが、両館とも対象施設となりますので、県内の皆さま、もしよろしければご活用ください。私どもで申請用紙をご用意しておりますので、ご希望の方はご精算時にお声掛けくださいませ。



■対象者
香川県内在住の方

■対象期間
6月19日(金)~7月31日(金)
※真里は7/3(金)より営業を再開いたします

■対象施設
キャンペーン参画施設
※島宿真里・海音真里は両館とも参画しています

■助成内容
1人1泊あたり1万円を上限とした、宿泊料の半額


■申請書郵送先
〒760-8570 香川県高松市番町四丁目1番 10号
公益社団法人香川県観光協会 宿泊キャンベーン係 宛
※お客様ご自身による申請となります。

【ご注意】
※キャンペーン期間中であっても、
 助成申請額の合計が予算に達したときは、その時点で終了します。
 予約日順ではなく申請順ですので、お早めにご利用ください。

※申請は宿泊施設ご利用後となりますので、事前発行はお伺いできません。

※領収書に記載されるお名前と、申請者名、口座名義を揃える必要があります。

※宿泊施設が直接お値引きするキャンペーンではございません。
 ご宿泊精算時に、一旦全額お支払いいただきました後、
 ご自身による申請手続きを経て、ご指定の口座に入金されます。

営業再開につきまして(7月3日より)

日頃より、島宿真里・海音真里をご愛顧いただきまして、ありがとうございます。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年4月14日より、両館ともに長らく臨時休業を取らせていただいており、お越しをご計画いただいている皆さまには、本当に申し訳ございません。

引き続き、臨時休業期間を延長させていただきまして、2020年7月3日(金)のチェックインより、緩やかに営業を再開させていただきますことをご案内申し上げます。

7月3日(金)~7月12日(日)は曜日を限定した週末(金・土・日)のみの開館、7月17日(金)以降は通常営業という運びとさせていただきます。



当初の計画ではもう少し早く、6月半ばよりの営業再開を目指し準備を進めておりましたが、香川県や小豆島町の設けるガイドラインに則し、このような判断とさせていただきました。

久しぶりの旅のひととき、新型コロナウイルス等の感染予防・拡大防止の対策を充分に行いながら、ご利用いただく皆さまに安心してお寛ぎいただけますよう努めてまいります。

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【新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休業期間】

[休業期間] 2020年4月13日(火)~2020年7月2日(木)
[新規予約受付停止期間] 2020年4月13日(火)~2020年7月2日(木)

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休業中のお問い合わせについては、下記にて承っております。
 □メール info@mari.co.jp
 □電 話 0879-82-0086 (9:00~16:00)

また、休業期間中もご予約受付業務は通常通り行っております。新規のご予約申込につきましては、2020年7月3日以降の営業日にてお願いいたします。

※今後の状況により、休業および新規予約受付停止の期間をやむをえず延長させていただく場合がございますことを、あらかじめご了承いただけますようお願い申し上げます。

島宿真里
海音真里

【農園訪問記】高尾農園さん [オリーブ・アスパラガス]

高尾農園さんとは、真里が和食の会席にオリーブオイルを取り入れた当初からの、長いお付き合いです。



自称「農夫」の園主・高尾さんが一人で管理する畑は、農業研修として多くの学生さんや栽培希望者を迎え入れる「学びの場」。



楽しいことが大好きで、農作業後に皆で食べるお米や麦茶まで時給する、にぎやかな農園です。



採油場は、京都造形芸術大学の学生さんたちがオリーブを描いた、ポップな外観が目印。



中には、TVモニターや選果テーブルのあるルームと、外から見学できるガラス張りの採油室。



小豆島では、小さな個人農園さんでも、各自でこういった小型の採油機を導入されています。



それにより、それぞれが理想とする収穫のタイミングや搾り方を追究することで、農園ごとの個性豊かな味わいと素晴らしい鮮度を持つ「小豆島産オイル」の品質が実現しています。



高尾さんの収穫・採油は他の農園さんに比べやや早く、毎年一番に搾りたての色美しいヌーボーを届けてくださいます。

  ◇ ◇ ◇

そして、オリーブの収穫・採油が落ち着くと今度は、アスパラガスの収穫期です!

香川の品種である「さぬきのめざめ」は、その名の通り「めざめ」が早く、1月頃から収穫できます。



市場に流通すれば、消費者の手元に届くまで4日はかかるというアスパラガス。



冬から春にかけて、真里で味わっていただいている「生のアスパラガス」は、高尾さんから「水も滴る鮮度」で分けていただいています!



■エキストラバージンオリーブオイル[ミッション種](2019年産)



鮮やかなグリーン色が美しく、若草のような香りと共に、爽やかな苦みと辛みが現れます。ボディのしっかりとした風味は、パンチのある素材にも負けず、全体をすっきりと引き締めてくれます。



<<<<<< オススメの召し上がり方 >>>>>>

グリーンな香りとすっきりした苦み辛みを活かして、脂ののったお肉や、こってりした味付けのお料理のアクセントに。

お料理を器に盛り付けて、食べる直前の仕上げにひと掛け。ぜひスパイスのような使い方でお試しください。

ピリッとした辛みを薬味がわりに、冷奴や納豆にも。お豆腐のような色の淡い素材に合わせると、オイルの美しい色合いも楽しめて◎



【農園訪問記】八木農園さん [オリーブ]

八木農園さんをご紹介します。



オリーブオイルのつくり手さんとしては、比較的お若い農園さんで、はじめて分けていただいた2019年産は、オリーブオイルを採油販売して2年目に当たる年でした。



柔らかで親しみやすい園主・八木さんは、いつもにこやかにお話してくださいます。選ぶ言葉の一つ一つに、謙虚なお人柄が滲み出ます。



その品質に関して、心に残ったのは「欠陥は人の手で防ぐことができる」という言葉。

オリーブオイルは、収穫・採油・管理の仕方ひとつで、悪い香りが移ったり、酸化してしまう「欠陥」が生じてしまうこともある、とてもデリケートなもの。



だからこそ、10年を経ていよいよのオリーブ採油に対する、真摯な姿勢と覚悟を感じました。 その証に、初年度からこの受賞。



美しく整えられた農園からも、丁寧で細やかな仕事ぶりが伝わります。



こだわりの特注ボトルは、黒いマットな質感に仕上げてあり、重厚感があって素敵です。このような中の見えない暗色瓶は、光を遮ることでオイルの品質を守ってくれています。



■エキストラバージンオリーブオイル[ルッカ種](2019年産)



ルッカ種らしいまろやかさな口当たりに、キウイや、青い桃、未熟なバナナのような、若い果実を思わせるフルーティーな香りが華やかさを添え、後からやってくる胡椒のような辛みが全体を引き締めます。

収穫期の多雨のせいか、やわらかな印象であった「完熟ルッカ」に、本当は銘柄を分ける予定だった「早摘みルッカ」をブレンドして、「熟れた丸みとコク」がありながらも「青っぽい爽やかさ」を併せ持つ、味わい深い1本に仕上がりました。

「使いやすい」のに「物足りる」、ミディアムで万能な使い心地です。



<<<<<< オススメの召し上がり方 >>>>>>

素材やお料理を選ばず、まずはいろいろにお好みで掛けてみてください。さっぱりしたトマト系のお料理、カプレーゼやミネストローネ、パスタなどにも相性◎ バゲットや塩気のあるパンにも合います。

意外なところで、ちょっと試していただきたいのは和のお惣菜。ひじき・切干大根・白和え…など、食べるときにひと掛け。ほんのり甘みある味付けに爽やかさが加わり、新鮮な印象に。胡瓜や白菜の浅漬けのお漬物にかけても、サラダ感覚で美味しいです。



【農園訪問記】イズライフさん [オリーブ]

イズライフさんの堤さんに会いに。お訪ねした農園は、すがすがしい山の上にありました。



太陽をたくさん浴びて、のびのびと枝を伸ばすオリーブ。ふかふかとした草に野うさぎが跳ね、上空には鳥が羽を広げます。



園主の堤さんは、ご出身の大阪から、ご親戚のある小豆島へ移住された後、2006年からオリーブ栽培を始めました。



オイルを搾ったあとのオリーブ粕を、讃岐牛の餌として育てる「オリーブ牛」。その牛糞堆肥をまたオリーブ畑に還元する「循環農法」を取り入れた農園です。



小豆島の主要品種をブレンドした「エキストラバージンオイル」と、農薬を使わずに育てたレモンを皮ごと用いた「グリーンレモンオリーブオイル」、ユーモラスな堤さんのお人柄が、農園の看板です。





■グリーンレモンオリーブオイル(2019年産)



オリーブの収穫時期に出会いの、まだ青いレモンの果実を一緒に採油機に投入し、搾りながら香りを移したもの。その華やかさを引き立てるため、オリーブは味わいがマイルドになる熟果を収穫されています。

辛み・苦みはなく、味わい自体はマイルドでクセがありません。フレーバーだけで、レモンの酸味は移っていませんから、とにかくその若々しい香りを存分に楽しんでください。



<<<<<< オススメの召し上がり方 >>>>>>

パンやサラダはもちろん、ぜひスイーツにも合わせてみてください。いつものバニラアイスが、特別なドルチェに!あんことも相性がいいので、大福などの和菓子にも◎

レモンと聞いて、洋食メニューに限ることはありません。うどん・お素麺などの麺類や、薬味に柚子を添えるイメージをヒントに和食にもどうぞ。白身魚のお刺身に掛けて、カルパッチョ風にしても素敵です。